試験まであと数か月程度となりました。
公務員試験では、試験日程の早い試験種で例年3月下旬頃から受験申し込みを開始するものがあります。
例を挙げますと、国家総合職です。
国家総合職は3月下旬から4月上旬までが申込期間です。
筆記試験を全力で頑張っていたため、受験申込を忘れていたという悲しいことにならないように、受験申込期間については早いうちからチェックしておくと安心でしょう。
それでは、4月の学習内容を紹介していきます。
4月から学習を開始した科目は、時事、地理、思想です
社会政策の内容は、社会問題の解決です。
社会問題とは基本的に貧困問題に対する対応です。
社会政策という名目で出題されている試験種は地方上級だけですが、
見えない形でいろいろな試験にかかわっています。
時事は、範囲が膨大であるため、どこが出るかは運次第です。
参考書をを読みこむしかありません。
地理、思想は、人文科学であり、教養科目で一問ずつ出題されます。
特に思想は、範囲が狭くキーワードを抑えればとける問題が多いため学習しておくことをお勧めします。
社会政策
地方上級は、社会政策としてしっかり出題されます。
国家一般職では、時事、政治学や社会学、経済事情の問題の一部として出る可能性があります。
また、論文試験のネタになります。
論文はある程度で知識がないと書くことができません。
そこでこの社会政策は、背景知識の元ネタ資料となりうる科目です。
国家専門職試験は、時事で毎年一問、そして経済事情や社会事情で出る可能性があります。
裁判所一般職は、ほぼ出ません。
労働基準監督官を受験する方は、特に注意が必要です。なぜならこの社会政策の範囲から10問程度出るからです。
地方上級は、広く浅く、労働基準監督官は、狭く深く出題されます。
TAC出版の社会政策Vテキストは、細かく書いているので読み込むのにあまりにも時間がかかってしまいます。
そのため、過去問を解いていき、分からない部分があった場合、辞書代わりとしてこのVテキストを使用すると良いでしょう。
ただし、労基を受験する方は、一読しておくことをお勧めします。
どんな論点があるのか確認しておきましょう。
社会政策は、時事ネタも出題されるため、「行政科目5科目まるごとパスワード」や「速攻の時事」で社会政策分野を確認しておくといいでしょう。
過去問演習は、地方上級は社会政策を解いていけばいいと思います。
国税専門官は、社会事情や社会事情の部分の問題をチェックしておきましょう。
労働基準監督官は、専門科目で労働関係で多く出るため、重点的に学習しておく必要があります。
教材
-基礎固め-
-演習-
時事問題
時事は、範囲が膨大であるため、どこが出るかは運次第です。
何年も前から新聞やニュースをチェックしておくことが理想的ですが、私はどうでなかっため「速攻の時事」をを読みこむしかありませんでした。
本書には本番の予想問題が出題されているため、最低限ここで掲載されているものは抑えておきましょう。
教材
-基礎固め、演習-
地理
地理は、出題数が少なく、教養科目なので得点割合も低いです。
その割に、比較的出題範囲が広いです。
すでに高校で地理を習った方や旅行好きな方で地理が得意な方は、他科目の勉強の息抜きに地理を勉強するといった方法もとることができるかもしれませんが、そうでない方は費用対効果の悪い科目といえるでしょう。
重要科目と重要科目の間の時間に気分転換として生物の参考書をぺらぺらと読んだり、昨年出た分野は今年出る可能性が低いからやらないといったように、
あまり力を入れすぎないようにしましょう。
しかし文章理解や数的処理で点数が取れないから暗記系科目でその分を補いたいという方は、少し力を入れて取り組む必要があるかもしれません。
教養科目の自然科学や人文科学の問題は、
昨年出た問題がまた今年も出るという可能性は、少し低くなるといえます。
ですから、昨年やそれ以前の問題をチェックして今年は出ないだろう問題や、今年は出るだろう問題は、予想して、
捨てる分野や重点的に学習する分野を絞ることも効率的な勉強方法ではないでしょうか。
教材
-基礎固め-
-演習-
思想
思想は、範囲が狭くキーワードを抑えればとける問題が多いため学習しておくことをお勧めします。
社会学や政治学とも内容が被るため、政治系科目の復習にもなります。
ということは、
勉強の仕方も、政治系科目と同様に用語のキーワードを抑えることが大切です。
本番の試験でもキーワードの組み合わせ問題が数多く出題されます。
教材
-基礎固め-
-演習-