来月から公務員試験直前期となる2月となります。
2月は、行政法、政治学、化学、日本史、文章理解ー現代文
の5つを新たに着手しました。
急に学習科目が増えたと感じた方がいらっしゃると思います。
しかし、この5つの科目中でも演習まで取り組み始めるほどガッツリと学習を開始したものと参考書をパラパラと軽く読み始めた程度のものとでウェイト付けが大きく異なります。
そのため、1月と比べ格段に忙しくなったとも言い切れないところがあります。
ウェイトを大きく占める科目としては、行政法、政治学、文章理解(現代文)です。
この時期の化学と日本史は、参考書をめくり隙間時間にインプットを行う程度のウェイト付けでした。
早速、ウェイトが重い順番に私が使用した学習教材と勉強法を紹介していきたいと思います。
2月は科目数が多いため、今回は行政学と政治学を紹介していきます。
そして次回で文章理解(現代文)、化学、日本史を紹介します。
行政法
行政法は、憲法の前半部分である権利分野の様な暗記要素を持っています。
というのも、憲法の権利分野は、判例の内容、判決結果、その判決に至った理由を1つ1つ覚えていくことが基本的な学習の手順です。
行政法も基本的には同じところが少なからずあります。
例えば、国家賠償法の分野は、ある事件からその事件内容→判決結果→判決理由を追う流れが中心です。
1つの判例を物語のように一連の流れで捉えると記憶が定着しやすくなります。
といっても所々に民法にある時効期間のような数字を覚える分野も含まれています。
そういった暗記するべき分野は地道に覚えていくしかありません。
ただ、闇雲に覚えていても定着が悪いので、似たような事例とな違う点、同じ点に着目しながら覚えていくとより効果的に記憶が定着します。
教材
-基礎固め-
-演習-
政治学
試験種ごとにみる政治系科目 – ロシナンテの日常日記で紹介した内容を再度掲載させていただきます。
参考書の暗記作業は、労力を要する割に効果は少ないため、参考書で大まかな流れを掴んだ後は、すぐに過去問題集の難易度が低〜標準の問題を解きながら知識を確認するほうが効率的です。
参考書を見たら、すぐに難易度低〜標準の問題にあたって、キーワードの内容がどういう形で問題に変形されて出てくるかを確認すると問題に慣れてきます。
初期段階では解答を見ながらの学習の方が効率的でした。あまりちゃんと理解してから 問題集に取り組まない方が良いかと思いました。
政治学は、日本史、世界史、思想、社会学(理論、思想)、経営学と重なる部分があります。
政治学を学習しながら、他の科目の復習をする。またその逆も行うと学習効果が高まります。
演習は、原則的に消去法で解いていくことをおすすめします。
政治系科目の問題は、「正解肢」ぽいものでも厳密に検討すると100%妥当とはいえないケースがあります。
そのため、消去法で一番マシな選択肢を見つけ出すという作業をしていくことになります。(ただし例外的に、一目見ただけで「この選択肢が正解だ」という問題もあります)
教材
-基礎固め-
-演習-