【例文あり】面接官に刺さる志望動機の作り方!【公務員】

面接対策
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よく公務員志望の方から、志望動機の書き方が分からない、良い志望動機が思い浮かばないという相談を受けることがあります。

志望動機は、面接試験で必ずと言って良いほど聞かれる質問です。最も聞かれる質問ベスト3には入るでょう。

志望動機は、あるポイントを理解しておくことで、説得力のある志望動機をつくることができます。

今回は、志望動機の書き方についてご紹介していきたいと思います。

改善すべき志望動機

まずはよくありがちな改善すべき志望動機をご紹介します。

これらに当てはまるような志望動機の方は、もっと良い志望動機になる余地があります。

①志望先の特徴を紹介するだけの志望動機

例「○○市は、○○という特徴を持ち、いま○○に取り組まれていることから、○○が強みで○○という点に魅力を感じ志望しました。○○市職員として地域格差をなくす取り組みをしていきたいと思います。」

これは、志望動機ではなくその官庁の説明をしているだけです。あなたがその官庁を強く志望する理由が見えず、面接官に志望度が高いと思われる志望動機とは言えません。

②綺麗ごとを並べるだけのオリジナリティがない志望動機

例「○○市のために、利益追求にとらわれず、様々な分野で社会貢献をしたいと思い志望しました。高齢者や障がい者等のの社会的弱者が安心して暮らせる取り組みをしていきたいと思います。」

全体的に抽象的な表現が目立つ志望動機です。いわゆる、誰でも書ける量産型の志望動機です。

うちの市じゃなくても良いのでは?、そもそも国でも県でも良いのでは?となってしまい、説得力に欠けます。

あなただけにしか書けない、唯一無二の志望動機でなければならないことはありませんが、オリジナリティがどこかにほしいです。

志望動機で必ず意識すべきこと

志望動機というのは、その名の通り志望する「動機」なのです。

つまり、その受験生がその官庁をどういう経緯をもって受験するにいたったのかを聞いているのです。

面接官が「動機」を聞くというのは、「ストーリー」を聞いているのです。

つまり、「志望動機=受験するに至ったストーリー」です。

この発想があるだけで、その人にしか語れない説得力のある志望動機がつくれると言っても過言ではありません。

すなわち、面接官から志望度が高いと思われるような志望動機をつくることが出来るのです。

志望動機の練り上げる方法

志望動機とは、「受験するにいたったストーリーのことである」とご紹介しました。

ではストーリー性のある志望動機とは、具体的にどのようなものを指すのでしょうか。

それは、「過去・現在・未来」で構成されているものをいいます。

この3つの要素を時系列順に話すしていきます。

まずは、「過去」の話から。

過去とは、「これまであなたが体験してきたこと、経験してきたこと」であり、この点が非常に重要です。

つまり、「過去=経験・体験」です。

ここがストーリーの土台となる部分です。

イメージしやすいよう具体例をご紹介します。

以下、その例です。

「私が幼い頃、地元商店街は活気をなくし空き店舗が目立つ状況だった。

しかし、高校時代に、市の職員を中心とした地元住民からなるボランティア団体が地元商店街に人を集める運動をしていることを知った。

そのボランティア団体が主催するイベントには、市内外から老若男女、様々な住民が参加していた。

大学時代、その団体が主催するあるイベントに興味を持ち、少しだけ参加してみた。

そのイベントをきっかけにその団体の活動に興味を持ち、イベントを主催する側の人間として積極的に参加するようになった。(例えばBBQなど)

あるとき、私が主催したイベントをきっかけに地元商店街で店をオープンした若いオーナーがいることを知り、大変嬉しかった。

後日、その方と話す機会があった。その方は、地元商店街に店をオープンした大きな理由の一つに市の補助金があったからだと教えてくれた。」

次に、過去の体験・経験をうけた「現在」です。

ここで「就活の軸」という話になってきます。

「現在」は、「過去の自分を振り、それを踏まえて、どうありたいのか」を考えます。

「現在=過去を基づいた考え(就活の軸)」です。

これまで話してきた過去のエピソードを基に自分はどのような人間なのか振り返ります。

そして、その経験から何を学び、何を感じて、これからの長い人生で何を成し遂げたいのか考えます。

「人生の目標」といったら極端に聞こえるかもしれませんが、端的に言えばこの表現が適しています。

これからの長い人生で何を成し遂げていきたいのかを考えます。

「過去」の具体例でご紹介したエピソードをもとに「現在」も同様、具体例をご紹介します。

以下、その例です。

「空き店舗が目立つ地元商店街が徐々に賑わいを取り戻す姿を見てきた。自分が主体的に振興ボランティアの活動に加わってきたことで、地元の地域を活性化していきたいと感じるようになった(人生の目標)。これからも地元経済の活性化のために、より住民に近い位置で主体的に関わっていきたい。」

最後に「未来」の話について考えていきます。

「過去」「現在」を受けて、「人生の目標」、成し遂げたい目標が決まりました。

次に、その目標を達成するための手段としての仕事を考えるプロセスに入ります。

目標を達成するための手段として、志望先の官庁があったという流れです。

つまり、人生の目標を成し遂げるために、もっともその条件にマッチした職場が志望先の官庁という流れです。

さらに、志望動機には志望する官庁の部署名まで記入するとより未来のビジョンが具体的になり効果的です。

「過去」「現在」同様、「未来」も具体例をご紹介します。

「自分の成し遂げたいことは、地元の地域を活性化すること(人生の目標)。

実際に商店街に店をオープンした方は、市の取組が店の開店を後押ししてくれた話していたことから、行政(市役所)の仕事に興味を持つようになった。市役所の業務説明会を聞く中で、イベントの主催だけでなく、条例、補助金及び様々な制度など、地域活性化のために多方面で活躍することができる環境があることを知った。さらに、市職員は、行政の中で最も住民に近いプレイヤーである。

人生の目標を達成するために、その手段として市役所で働くことが良いのではないかと感じるようになった。

中でも〇〇部〇〇課で商店街の活性化事業に携わりたい。」

これでほぼ志望動機できています。

さらに将来的にこうなっていたいという「未来のビジョン」も考えておけるとベストです。

簡単にまとめると、「過去の実体験・経験」→「自分が人生をかけて成し遂げたいこと」→「それを成し遂げるための手段として○○官庁」という流れです。

これがストーリー性のある志望動機です。逆にストーリー性があれば、おのずと説得力のある志望動機になります。

面接カードでは、これらのストーリーを端的にまとめて書いていきます。

面接本番では、今のストーリーを面接官とのやりとりの中で、キャッチボール的に話していくとよいでしょう。

最後に、上記の具体例を踏まえた簡単な志望動機をご紹介します。

「地元経済を活性化したいと思い、〇〇市役所を志望した。

私が幼い頃、地元商店街は空き店舗が目立つ状況だった。しかし、市の職員を中心とした地元住民からなるボランティアによる活動により、徐々に賑わいを取り戻していく姿を見てきた。

大学時代には、その団体でイベントを主催する側の人間として積極的に参加するようになった。

あるとき、私が主催したイベントをきっかけに地元商店街で店をオープンした若いオーナーがいることを知った。

その方は、市の取組が店の開店を後押ししてくれた話していたことから、市役所の仕事に興味を持つようになった。市役所の業務説明会を聞く中で、イベントの主催だけでなく、条例、補助金及び様々な制度など、地域活性化のために多方面で活躍することができる環境があることを知った。また、より住民に近い位置でプレイヤーとして関わっていきたい。

〇〇市職員として、多方面からより身近なポジションで地元経済の活性化に取り組んで行きたいと考えている。

中でも〇〇部〇〇課で商店街の活性化事業に携わりたい。」

ストーリー性のある志望動機による効果

自分だけのストーリー性の志望動機にすることで、なぜその官庁を志望したのか、その官庁でなければならない理由も説明できます。

深堀もあまりされないでしょう。

自分の実体験を基に話す志望動機であるため、面接官から深堀されたとしても、勝手に答えが出てくるはずです。

よく面接官から「本当にうちの官庁を志望しているのか?」と疑問を持たれてしまう受験生がいます。

こうした志望動機を話す受験生に共通する点が、「納得感がない」という点だと考えます。

たとえば、「社会の役に立ちたい」とのことで、ある官庁を志望したと話す受験生がいたとします。

この場合、面接官は「社会の役に立ちたいのであれば、うちの官庁、さらに言えば公務員じゃなくてもよいのでは?」と思うのではないでしょうか。

そのため、納得感がなく「それはうちの官庁じゃないとダメなの?」、「県ではなく市でもよいのでは?」等の疑問を持たれてまうわけです。

納得感がない志望動機に共通する点は、ストーリー性が成立していないからだと考えられます。

まとめ

面接官が「動機」を聞くというのは、「ストーリー」を聞いているのです。

つまり、「志望動機=受験するに至ったストーリー」です。

ストーリー性のある志望動機とは、具体的にどのようなものを指すのか。

それは、「過去・現在・未来」で構成されているものをいいます。

「ストーリー」=「過去」「現在」「未来」

「過去=経験・体験」

「現在=過去を基づいた考え(就活の軸)」

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