私が公務員試験合格した年に、大学生1、2年から公務員試験の受験を決意または受験をしようか迷っている学生さんから、公務員試験のために今の時期やっておいた方がいいことってありますか?と聞かれたことが過去にありました。
そこで、今回は公務員受験を考えている大学生1、2年向けに大学1、2年のうちにやるべき事をご紹介していきたいと思います。
大学1、2年は全力で遊んだほうがいい?
私は、大学1、2年は全力で遊んでおくことを勧めています。
3〜4年になれば、嫌でも公務員試験の勉強します。また、3年の夏頃〜秋頃から始めれば、大概間に合いますので、大学生低学年から勉強をする必要性は低いと考えます。
1、2年次から勉強するべきか迷う方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、私はそこまでから勉強する必要はないのではないかと考えています。早い段階から勉強しても忘れてしまいます。
ただし、単に遊べばいいと言う訳でもない
友達と遊びに行く、サークルをする、旅行に行く、ゲームをする等、これらを全力で楽しむことは大切です。
しかし、ただ単に遊んで過ごしておけば良いという訳ではないのです。
どう言うことかといいますと、1、2年次にしかできない公務員試験対策があるのです。
公務員試験は、筆記試験ではありません、就職試験です。公務員の内定を勝ち取るための最終的な試験は、面接試験です。
筆記試験は最初のハードルでしかなく、ある程度の点数を取ってしまえば、後は面接勝負なのです。
裏を返せば、筆記試験で高得点を取ったとしても面接試験で散々な結果だった場合、当然落ちてしまいます。
そうです、1.2年次は、面接試験のためのネタ作りに格好の時間です。
1、2年次にかできないネタ作りに励む
1、2年にしかできないネタ作りと言われても、具体的に何をすれば良いのか疑問に思う方がいらっしゃるかもしれません。
ズバリ、1、2年次から組織や集団の一員として仲間と協力して取り組んだ経験をつくることです。
なぜなら、公務員組織に限らず、サラリーマンは組織の一員として、周囲の同僚と協力して仕事を取り組むことになるからです。
3、4年次からこのような経験をしようと思うと、なかなか時間が確保できず難しい面があります。
3〜4年次から公務員試験対策を開始した場合、筆記試験の勉強の負担が時間が進めば進むほど増していきます。3年前半は時間的余裕がありますが、直前期になると、1日の大半は勉強につぎ込むことになりますので、時間と心も余裕のある1、2年次に組織や集団の一員として仲間と協力して取り組んだ経験を積み重ねていくことをお勧め致します。
手段はなんでもいい
手段はなんでもいいと思います。部活動、サークル、ゼミ、アルバイトなど。
組織の一員として、目標達成に向け頑張り、目標を達成した。組織の改善に尽力し、組織の雰囲気が良くなった等、手段は違えど、あなた自身が仲間と協力して何かに取り組んだ経験があると公務員の面接試験で活きてくるのではないかと思います。
どうしても筆記対策をしたいなら
筆記に自信がないがないため、何が何でも筆記対策を1、2年のうちから始めたいという方がいらっしゃるかもしれません。
強いてお勧めする勉強内容としては、高校時代に勉強した英語単語を覚えなおす、または高校時代、英語に触れる機会が少なかった方は、新たに英単語を覚える作業を少しづつ始めてみることも良いかと思います。
また、算数や数学に苦手意識をお持ちの方は、公務員試験の科目の1つである数的処理の問題を軽く解いてみるのも良いかもしれません。