年明け、私は1月3日から勉強を再開しました。
1月からは、文章理解の英文、マクロ経済学
を開始しました。
文章理解(英文)
英文のレベルは、大学入試センター試験レベル~中堅私大レベルです。
大学受験でセンター6割以上とれていた方は、単語帳をサラッと読んですぐに過去問演習に入ってもよいと考えます。
高校時代、英語が苦手だった方は、 速読英単語1必修編の単語をマスターしてから過去問演習に入ると比較的スムーズに解いて行くことができると思います。
文法が完璧でなくとも、英単語を拾っていけばある程度文章の意味は分かるようになっていきます。何よりも公務員試験の英文になれることが大切です。
毎日1問は必ず、過去問を解きましょう。
何事も長続きしない私ですが、数的処理と文章理解だけは、毎日1問は必ず解きました。
おかげで、本番は文章理解の英文で点数を確実に取れたため、他の科目が悪くても無難な点数が取れました。
最初のうちは、英文に触れるのが久しぶりであったこともあり、過去問1問10分以上かかりました。
しかし、直前期4月ごろは1問6分以内で解けるようになりました。タイムは測るようにしましょう。
ちなみに本番の文章理解英文の目標タイムは、1問4分以内といわれています。
私は、どうしても4分を切れず、本番では英文1問は、解かずに適当に3番をマークし飛ばして時間調整をしていました(笑)
過去問演習の問題ですが、以下に教材としてご紹介しています、主に「公務員試験 新スーパー過去問ゼミ」を解いていました。
毎日1問以上解いていると、2周目になり一度読んだ文章を解くことになります。
そうすると本文の内容を覚えてしまっている場合があるので、「公務員試験 新スーパー過去問ゼミ」にあまり掲載されていない試験種である国家総合職教養試験の過去問を解いていました。
学習の進め方としては、
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ(1周目)
→国家総合職 教養試験 過去問500(1周目)
→公務員試験 新スーパー過去問ゼミ(2周目)
→国家総合職 教養試験 過去問500(2周目)…
ですね。
公務員試験の英文問題は、選択肢を先に読み、英文の内容を大まかに把握し、本文を読んでいく方法をとっていました。30秒ぐらいで問題の選択肢を読み、残りの時間で本文を読みます。
コツは、ざっくり読むこと!
細かい文法で立ち止まらず、どんどん読み進めていきましょう。
極論を言ってしまえば、本文の内容をしっかりと理解していなくても正解選択肢を選ぶことができれば良いのです。
もし、過去問題集を解き終わって解く英文がなくなってしまったという方は、下記のサイトを日本語訳することをおすすめします。
過去には、このサイトから国家一般職、国家専門職試験の問題が出題されたことがあります。
ジャパンタイムズST エッセー
教材
-基礎固め-
単語
文法
-演習-
マクロ経済学
経済科目は、国家公務員の試験種は計算問題が多目に出題。地方公務員は文章問題(理論問題)が若干多目に出題されます。
マクロ経済もミクロ経済同様に経済科目特有の用語が出てくるため、1つひとつおさえていくことが重要です。用語の整理をした上で、解く順序を覚えていきました。
計算問題は、解き方のプロセスをしっかりと頭に定着することができるかが鍵になってきます。
先ほどもお話ししましたが、計算パターンのバリエーションが少なく、1つ1つの分野ごとに計算プロセスが決まって限られています。
過去問を使って計算プロセスを覚えましょう。
文章問題(理論問題)は、特に用語の整理が肝になってきます。用語を頭で整理しながら問題を解いていました。
ただ単に解く順序を覚えるのではなく、何をしているのかポイントを理解しながら解き方をインプットすることがコツです。
定着がよく、本番でもスムーズに解答できました。
マクロ経済学も他科目同様、基礎固め→演習の繰り返しです。
1周目は3月に終わりました。
マクロ経済ですが、最近の傾向として、多くの参考書で後半で取り扱われることの多いハロッド・ドーマーの成長理論、ソロー=スワンの新古典派成長理論など隅々までありとあらゆる分野から出題されています。
どうしても本番までに学習が追い付かない場合は、AD-AS曲線までは完ぺきに抑くと良いと思います。
教材
-基礎固め-
-演習-
経済科目のポイント
ミクロ経済、マクロ経済は、単元ごとにつながりがあるため過去にやった分野をしっかりと理解していないと時々何をしているのかわからなくなってしまいます。
私も最初は問題を解いていくと何をしているのか分からなくなってしまうといった経験が何度もありました。
立ち止まって前回の単元を見返すことも重要です。それでも分からない場合はそれ以上時間をかけるのではなく、次の問題へ進みましょう。
だんだん全体像が見えてきてふと分かるようになった経験があります。
経済科目はこのように計算プロセスの暗記や用語の理解といった暗記要素が強い科目であることが言えます。
ですから、1か月間全く手を付けない空白期間がありますと忘れてしまいます。
これはどの科目にも言えることですが、定期的に忘れていないかどうか科目のメンテナンスを行うようにすると良いように思いました。
メンテナンスは、最低限1週間に1回は行うよう心がけていました。
次回は2月直前期からの学習内容を紹介する前に直前期学習計画を発表します。