11月に入ると新たに民法に着手しました。
私は、専門科目の中で民法に一番時間を掛けました。
言い換えれば、一番時間がかかる科目といえます。私が法学部出身ではないこともありますが…。
しかし法学部の友人も大学の勉強だけでは民法はとけるようにはならないと言っていたため、誰もが時間を掛けざるを得ない科目です。
国家公務員では特に民法の出題数が多く、ここで点数をとれる人はかなり合格が近づくと思います。
私の場合、専門科目では民法の出来が合否の別れ道でした。
まずは私が使用した教材をご紹介します。
民法のおすすめ参考書・問題集
基礎固め
演習
民法の勉強法
民法は、大きく総則、物権、債権、家族法に分かれています。
国家総合職、国家一般職、国家専門職、地方公務員の民法は、総則、物権、債権、家族法すべて出題されます。
裁判所一般職は、総則、物権、債権から出題され、家族法からは出題されません。
私は、幅広く併願するつもりだったので、総則から家族法まですべて勉強しました。
裁判所一般職の専願の方は、家族法をやらなくても良いかと思います。
民法1周目は1月に終わりました。
民法は、ただ条文の内容を参考書を使ってインプットするだけでは本番で解けません。
なぜなら、過去問慣れが非常に大切な科目の一つだからです。
民法は、私が一番初めに過去問に取り組んだとき、かなり苦戦しました。
というもの問題の文章が法律特有の難しいで、内容が入ってこない笑
何度も読み返すうちに問題の意図が分かるようになりました。過去問を繰り返しやり、問題に慣れることが大切です。
民法は、憲法とは異なり、ただ事例や条文内容を覚えるだけではありません。
覚えた事例や条文内容を活用して、問題を解いていくという「思考する」プロセスが含まれてきます。
ここが民法の難しいところ、わたしは最初の頃、民法の問題を見ても全くわかりませんでした。
30秒考えて分からなかったらすぐに解説を読むと良いです。
私は、過去問1周目の段階では全体の問題のうち9割以上分からず、即座に解説を読んでいました笑。
過去問2周目でも相変わらず分からない問題が多く、半分以上は解答できなかったため、答えを確認していました。
3周目になってやっと問題がようになってきました…
過去問を繰り返し解くことによって、問題のポイントや考え方がわかり、どの条文を当てはめて考えればよいかわかってきます。
根気強く過去問をやりこむことが大切です。