皆さんは、ネット等の出願申込をするタイミングについて考えたことはあるでしょうか。
過度に気にしすぎる必要はありませんが、事前登録や出願申込みのタイミングを意識してみてもいいかもしれません。
と言いますのも、公務員試験におけるいくつかの試験種では、ちょっとした心がけで受験番号を後の方にするか、前の方にするかある程度調整できる試験種があるからです。
受験番号を調整することによって面接試験が行われる日時を早くしたり遅くしたりできる可能性があります。
今回は、公務員試験の出願申込のタイミングについてご紹介していきます。
出願までの流れ
1.事前登録を行う
➀事前登録のためのデータ入力
②事前登録完了通知メール受信
2.出願申込みを行う
➀申し込みのためのデータ入力
②申込受付完了通知メール受信
3.受験票を作成する
➀受験票発行通知メール受信
②受験票(PDFファイル)ダウンロード・印刷
③受験票の作成
受験番号の若さは面接官から好印象?
受験番号が若いと面接官からの印象が良いのではないか?と考える方がいらっしゃるかもしれません。
結論から申し上げますと、受験番号とそれによる面接官からの印象との因果関係はありません。
実際、受験番号が後ろから数えた方がはるかに速い複数の私の友人は、県庁、国税専門官、裁判所の面接でかなりの高評価をとり、高順位で合格していました。
受験番号の若さは、面接官に映る印象として影響を及ぼしません。
受験番号よりも面接試験の中で受け答えや表情の方が、面接官に映る印象として遥かに影響を与えます。
受験番号の若さで一喜一憂する必要はありません。
事前登録と出願するタイミング
過度に気にしすぎる必要はありませんが、事前登録や出願申込みのタイミングを意識してみてもいいかもしれません。
と言いますのも、ちょっとした心がけで受験番号を後の方にするか、前の方にするかある程度調整できる試験種があるからです。
(※すべての試験種に言えることではありませんし、あくまで例年の傾向であり、今年もそのようであるとは限らないのでその点は自己責任でよろしくお願いします。)
例年の傾向ですが、出願順に関係なく、受験番号がランダムに決められる試験種もあれば、事前登録をした順で受験番号が割り振られる試験種があったり、その後の出願申込みの順番によって受験番号が決められる試験種もあります。
そこで、その心がけとは、
なるべく受験番号が後の方になるように出願するタイミングを遅らせることです。
なぜなら、公務員試験では、多くに試験種で受験番号順に面接試験を行っていきます。
受験番号が後の方になればなるほど、面接試験の日程は、後の方になり面接対策の時間を他の受験生より多くとることができます。
また、自分より前に面接を終えた友人に対して、面接の様子を聞き、事前に対策を練ることができるかもしれないからです。
先ほども申し上げました通り、受験番号が後の方であるため、面接順が遅いからと言って、面接官からの印象が悪くなるといったことはないので、安心してください。
では、試験種ごとに出願するタイミングをご紹介していきます。
国家総合職
完全にランダムで受験番号が割り振られますので、出願するタイミングは関係ありません。
国家専門職
「事前登録」の順番は、関係ありませんが、出願申込みした順番で受験番号が決まります。
「出願申込み」のタイミングは後の方にしましょう。
国家一般職
完全にランダムで受験番号が割り振られますので、出願するタイミングは関係ありません。
裁判所一般職
事前登録した順番で受験番号が決まります。
「事前登録」のタイミングは後の方にしましょう。