公務員試験では、一次試験の筆記試験が終わると、多くの試験種で、二次試験という名の面接試験が実施されます。
面接試験では、面接官から、志望動機や自己PRを中心に様々なことが聞かれますが、
中でも自分たちの官庁の業務内容を聞いてくる可能性が非常に高いです。
こういった質問をすることで、受験生の志望度を測っているのだと思います。
つまり、その官庁の業務内容を問う質問に対して、過不足なく堂々と受け答えすることができれば、面接官からの印象を良くなります。
地方公務員の場合、特に仕事の内容が多岐にわたるため、志望動機の中で「働きたい部署」を決め、自分なりに政策提言する必要があります。
実際、私は「どのような施策をその部署でおこないたいか」を面接官から質問されるケースが多かったからです。
まず働きたい部署を選び、その部署が行っている施策や行うであろう施策をできるだけたくさん調べます。
その中から自分の興味を持った業務内容に着目し、自分がしてきた経験を照らし合わせていきます。
急に言われてもなかなか自分オリジナルの施策を考えるのも簡単ではありません。
そこで、他の自治体の同じような部署の取り組みを調べます。
志望する自治体では行っていない先進的な取り組みを発見できる可能性があるからです。
基本的な業界研究の方法は、
パンフレットやその官庁のホームページを閲覧し、業務説明会に足を運ぶことです。
それでもイメージできない場合や疑問点がある場合は、業務説明会等で直接職員に質問してみましょう。
その中から自分の興味を持った業務内容に着目し、自分がしてきた経験を照らし合わせていきます。
そこで、業務説明会がより有意義なものとなるために、実際の業務説明会の予習材料として当ブログ上においても各試験種の業務内容を紹介していきたいと思います。
これから複数回にわたり、
「業界研究」シリーズと題して、様々な試験種の業務内容を紹介していく予定です。
受験生の方が業界研究をする上で、参考になることができれば幸いです。
「業界研究」シリーズですが、私が受験生時代に、パンフレットや業務説明会で得た情報をまとめていきます。
そのため、各官庁のHPやパンフレットをみたり、業務説明会に参加すれば、得られる情報となっています。
当サイトの内容を予習材料として使用し、実際に自分の目で業務説明会等に参加されることをお勧めいたします。
実際の現場で働く職員の生の声を聴くことが何よりも、その官庁を知ることができるのではないかと考えているからです。
例えば、
「この官庁は、気さくな雰囲気の職員が多いな。風通しの良い職場かもしれない」とか
「真面目そうな職員が多い、自分の性格とあっている」などなど
自分の目で見て、その官庁の職場の雰囲気を感じ取ってみて下さい。
「業界研究」シリーズ第一弾は、「国税専門官」を扱っていきたいと思います。