例年、国家総合職の一次試験が4月末にあります。
私が受験した平成30年度(2018年)国家総合職試験法律区分は、全体的に難化し、平均点が低かったため、例年では不合格であろう点数をたたき出した私でも合格できたました。
出来が悪くても落ち込むことなく、次の試験種の勉強に取り掛かることが大切です。
私の場合、国家総合職は、志望度が低かったため、
国家総合職の二次試験を受験しませんでした。
なぜなら、国家総合職試験は、5月中旬の一次試験の合格発表すぐに、5月下旬に行われる二次試験のために論文対策と面接対策をがっつりしなければならず、
第一志望の一次試験対策に影響を及ぼすだろうと考えたからです。
というより、国家総合職の一次を通ると思っておらず、
筆記試験の雰囲気に慣れるために記念受験として臨んでいたため、
もともと二次試験を受験しようとは思ってもいませんでした。
国家総合職の一次試験は、筆記試験の本番の雰囲気に慣れるためにも、受験を申し込んでおくといいかもしれません。
あと、国家総合職で取り上げられた問題が後々の試験にも出題されるといったことはよくあるため、受験しなくても問題冊子を手に入れましょう。
これは他の試験種でも同様のことが言えます。
同じ国家公務員試験の一般職や専門職の問題ともかぶることがあります。
特に財政学とか。
よく試験問題を復習しておくことをお勧めします。
裁判所、国家一般職、国家専門職も同様です。
第一志望でなくても後続の第一志望の試験種の練習になり、
運が良ければ、これらの試験腫で出題された問題が第一志望の試験種でも出題される可能性があるからです。
特に地方公務員試験は、一次試験の開始が少し遅いので、その前に行われた他の試験種の問題をよく復習しておくことをお勧めします。
それまでに解いてきた国家総合職、一般職、専門職、裁判所の問題と試験問題が重複してくる可能性が高いからです。
さて、5月からは会計学の学習を開始しました。
今回は、5月の学習内容として会計学を扱っていきます。
国税専門官の志望度の高いは会計学を学習すべき!
なぜこの5月というタイミングで会計学を始めたかというと国税専門官対策です。
国税専門官では、専門試験で会計学が8問出題されます。
40問中8問です。
かなり多いですよね。
しかも専門試験なので教養試験と比べ配点が高いです。
また公務員試験の会計学は、比較的簡単な科目です。
暗記要素が強く、内容も前半部分は難しくないため、コストパフォーマンスが良いです。
前半部分だけやっておくだけでも、会計学で2問程度はゲットすることができます。
国税専門官が第一志望である受験者ではない限り会計学を受験する人はあまりいないため、他の受験者に差をつけることができます。
会計学
教材
-基礎固め、演習-
会計学の勉強法
公務員試験の会計学の学習は原理原則を覚えるだけで十分だと思います。
国税専門官の会計学では簿記や多少の計算問題も出題されますが、私は手を付けませんでした。
国税専門官の志望度がかなり高いなら第1章~第5章まではやっておいたほうが8問中3、4問程度は取れると思います。
あまり志望度が高くない方は、第1章と第4章はやっておいて損はないかと思います。
8問中1、2問程度取れると思います。
「一般原則」と「損益会計」は、目を通しておくことをお勧めします。
毎年出ており、量も少ないのでコスパがいいです。
どうしても時間がない場合は、一般原則だけでも構いません。
私は、国税専門官の志望度がある程度高かったため、第1章から第5章までやったところ8問中6問とることができました。