今回の「2月の学習内容 第2弾」では、第1弾で紹介しきれなかった、
化学、日本史、文章理解(現代文)を紹介していきます。
今回紹介する化学と日本史は、教養試験の人文科学や自然科学と呼ばれる科目です。
人文科学と自然科学に属する科目は、教養試験で出題され、配点も1点ずつと高くないため、勉強のウェイトは大きくありません。
人文科学や自然科学の科目は、教養試験でのウェイトが大きい文章理解や数的処理の出来具合や得意不得意に合わせて選択していくと良いと思います。
選択に関する詳細は以前の記事で紹介しましたので、気になる方はぜひ見てみて下さい。
文章理解-現代文は、非常に重要な科目です。
教養試験でのウェイトは、非常に大きいです。国家公務員、地方公務員ともに5問以上出題されます。
現代文は、満点を狙っていきましょう。
現代文で失点してしまうと、他の教養科目で得点源がない限り合格が遠のいてしまいます。
以下、私が学習した各科目の教材と勉強法を紹介させていただきます。
化学
私は化学をすべて勉強しませんでした。
なぜなら、高校時代は化学を勉強していなかったからです。
化学の中でも暗記すれば問題を解くことができる分野のみを勉強していました。
つまり、計算がある化学式を取り扱う分野はすべて捨てていました。
自然科学や人文科学は、昨年出た分野が今年も立て続けに出題される可能性が低いです。昨年出題された分野は、勉強しなといった勉強分野の絞り込みを行うと良いでしょう。
化学に限らず自然科学は、問題集をあまり回さず、参考書を眺め暗記していました。
用語や数字を覚えるだけといった分野もあります。
そういった分野は地道に覚えていくしかありません。
ただ闇雲に覚えていても頭に定着しづらいので、
似たような事例とな違う点、同じ点に着目しながら覚えていくとより効果的に記憶が定着します。
教材
-基礎固め-
-演習-
日本史
日本史も化学同様、昨年出た分野が今年も立て続けに出題される可能性が低いです。
昨年出題された分野は、勉強しないといった勉強分野の絞り込みを行うと良いでしょう。
日本史も問題集をあまり回さず、参考書を眺め暗記していました。
日本史は、似たような名前の人物名や似たような名前の事件が多くあります。
特に平安時代の藤原政治などです。
似たような事例について違う点、同じ点に着目しながら覚えていくとより効果的に記憶が定着しやすいです。
教材
-基礎固め-
-演習-
文章理解(現代文)
文章理解は、基本的に基礎固めをせず、過去問演習から始めていいと思います。
何度も解いていくうちに、正答率や解答時間が短縮されていきます。
毎日、1問以上は現代文を解きましょう。
毎日解いているにもかかわらず、なかなか思うような結果が伴ってこないという方は、
基礎固めの「公務員試験 文章理解 スピード解説」を一読してみても良いかもしれません。
基礎固めの「公務員試験 文章理解 スピード解説」は、文書理解の特有の解き方を頭に定着させるために使用しました。
過去問を使った丁寧な解説により、抑えるべきポイントが分かりやすく書かれています。
文章理解は、その名の通り文章の主張を捉えられているかどうかを測る試験科目です。
問題文を一読して、いかにその文章の言いたいこと、ポイントが抑えられているかが問われます。
慣れないうちは、過去問1問5分以上かかりました。
しかし、直前期4月ごろは1問3分以内で解けるようになりました。
タイムは測るようにしましょう。
ちなみに本番の文章理解現代文の目標タイムは、1問3分以内といわれています。
過去問演習の問題ですが、文章理解英文同様、主に「公務員試験 新スーパー過去問ゼミ」を解いていました。
毎日1問以上解いていると、2周目になり一度読んだ文章を解くことになります。
そうすると本文の内容を覚えてしまっている場合があるので、「公務員試験 新スーパー過去問ゼミ」にあまり掲載されていない試験種である国家総合職教養試験の過去問を解いていました。
流れとしては、
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ①
→国家総合職 教養試験 過去問500①
→公務員試験 新スーパー過去問ゼミ②
→国家総合職 教養試験 過去問500②…
ですね。
コツは、ざっくり読むこと!
細かい文で立ち止まらず、どんどん読み進めていきましょう。
文章理解は、主旨把握や内容合致ともに文章の趣旨をつかむことがポイントです。
教材
-基礎固め-
-演習-