10月になると、9月から始めた数的処理と憲法をやりつつ、ミクロ経済学を新たに勉強し始めました。
法学部出身者は経済科目に少し苦手意識を持っている方が大方ような印象がありました。
経済科目は、計算で答えを導く問題が多く、算数や数学に苦手意識を持っていると抵抗を感じてしまうのかもしれません。
ですが、経済科目は過去問演習をし、パターンを完全に覚えてしまえば、9割から満点を狙える科目だと思っています。
私の印象では、この科目は同じく算数や数学要素の強い数的処理の問題と比較して、
パターンのバリエーションが少なく、分野ごとに計算プロセスが決まって限られているため、
それを覚えてしまえば、安定的に6、7割の点数は取れます。
ミクロ経済学
経済科目は、国家公務員の試験種は計算問題が多目に出題、地方公務員は文章問題(理論問題)が若干多目に出題されます。
経済科目特有の用語が出てくるため、1つひとつおさえていくことが重要です。
用語の整理をした上で、解く順序を覚えていきました。
計算問題は、解き方のプロセスをしっかりと頭に定着することができるかが鍵になってきます。
先ほどもお話ししましたが、計算パターンのバリエーションが少なく、
1つ1つの分野ごとに計算プロセスが決まって限られています。
過去問を使って計算プロセスを覚えましょう。
文章問題(理論問題)は、特に用語の整理が肝になってきます。用語を頭で整理しながら問題を解いていました。
経済科目は、ただ単に解く順序を覚えるのではなく、
何をしているのかポイントを理解しながら解き方をインプットすることがコツです。
そうすることで定着がよく、本番でもスムーズに解答できました。
他科目同様、基礎固め演習の繰り返しです。ミクロ経済学の基礎固めと演習の1周目は12月に終わりました。
基礎固め
演習
経済科目のポイント
ミクロ経済、マクロ経済は、単元ごとにつながりがあるため過去にやった分野をしっかりと理解していないと時々何をしているのかわからなくなってしまいます。
私も最初は問題を解いていくと何をしているのか分からなくなってしまうといった経験が何度もありました。
立ち止まって前回の単元を見返すことも重要です。
それでも分からない場合はそれ以上時間をかけるのではなく、次の問題へ進みましょう。
だんだん全体像が見えてきてふと分かるようになった経験があります。
経済科目はこのように計算プロセスの暗記や用語の理解といった暗記要素が強い科目であることが言えます。
ですから、1か月間全く手を付けない空白期間がありますと忘れてしまいます。
これはどの科目にも言えることですが、
定期的に忘れていないかどうか科目のメンテナンスを行うようにすることをおススメします。
ちなみに私は、メンテナンスを最低限1週間に1回は行うよう心がけていました。