前回は、私が公務員を目指すに至ったきっかけについて軽くお話しました。
今回は、私が受験した公務員試験の受験先とその結果についてお話しします。
ちなみに私が受験した年は、平成30年度の公務員試験です。つまり、平成最後の公務員試験でした。
公務員試験の受験先
私の公務員試験の受験先ですが、ざっくり言うと…
国家総合職(旧 国Ⅰ)、国家一般職(旧 国Ⅱ)、国税専門官、裁判所一般職(旧 裁Ⅱ)、県庁、市役所の計6試験種です。
国家総合職と国家一般職は、採用面接(官庁訪問)が各官庁ごとにありますので、受験をした官庁という数え方をすると、9機関を受験したことになります。(官庁訪問では総務省、厚生労働省、経済産業省、法務省など4省庁受験しました)
それぞれの受験先の詳細ついては今後のお話しさせて頂きます。
私は、正直なところ、9つも受験するつもりはありませんでした。
しかし、第一志望に合格できる見込みはないだろうと踏んでいたので、滑り止めとして受験できる試験種をできるだけ受験したわけです。
民間企業については、公務員の募集が始まる3月から5月の時点で1社も応募していませんでした。
そのため、当時は公務員だったらどこでもいいから受かってくれと思いから、手当たり次第公務員の試験種を応募していました…笑
公務員の面接試験の期間は、大体7月から9月までが一般的です。
そのため、9つの官庁の受験は多忙でしたが、今となってはまだまだ様々な試験種を受けることができたなと思います。
最初にご紹介した私の受験先である6つの試験種は、筆記試験も面接試験も各試験種ごとに1週間以上の間隔が空いていました。
つまり、一つの試験が終わってからの準備期間1週間というスケジュール感ですが、この期間をどう捉えるかです。
国家総合職、国家一般職は、筆記による一次試験、人事院による二次面接、各官庁ごとに官庁訪問(採用面接)があります。
この官庁訪問の機関は、それぞれの省庁が3〜4日の間で同時に行うため、多数の省庁を受験する人は特に多忙になります。
1日で様々な官庁を行ったり来たりする状態になるわけです。
私もこの官庁訪問の期間が最も忙しいかったです…。
国家総合職または国家一般職の志望度が高い人は、官庁を多数訪問してそれぞれの官庁で面接を何度もするため、忙しそうな印象でした。
私の感覚にはなりますが、国家一般職で官庁訪問をする官庁の数は、
国家一般職の志望度が高く、
併願先が少ない
→4〜6つ
国家一般職の志望度が高く、
併願先が他に2つ以上
→3〜4つ
国家一般職の志望度が低く、
併願先が少ない
→3〜4つ
国家一般職の志望度が低く
併願先が他に2つ以上
→1〜2つ
大体このような数を目安に官庁訪問の受験数を決めていました。※あくまで私の主観ですので参考程度に笑
ちなみに国家総合職は2次面接を辞退したため、官庁訪問を行なっていません。
正直、受験できるのであれば、できる限り複数の機関を受験すると良いでしょう。
官庁訪問についての詳細は以下の記事でご紹介しています。
続いて私の公務員試験の受験結果についてお話しします。
公務員試験の結果
ここからは、私が受験した公務員試験の結果をご紹介します。
冒頭でも少し触れましたが、私が受験した年は、平成30年度の公務員試験であり、平成最後の公務員試験です。
国家総合職(旧 国Ⅰ)
→2次試験辞退
国家一般職(旧 国Ⅱ)
→最終合格
→内々定 合格順位:上位2割以内
国税専門官
→最終合格
→内々定 合格順位:上位1割以内
裁判所一般職(旧 裁Ⅱ)
→最終合格
→内々定 合格順位:上位10番台
県庁
→最終合格
→内々定 合格順位:上位10番台
中核市役所
→最終面接辞退
といった感じです。
お気づきかもしれませんが、実は公務員試験って
試験種によっては最終合格=内々定ではないんです…
恥ずかしながら、私は公務員試験の勉強を始めてそこそこ経ってから知りました。
例えば…
国家公務員(国家総合職、国家一般職、裁判所、国税専門官)。
これらの試験種はそれぞれの官庁から採用面接または電話で内々定通知をもらって初めて内々定…。
つまり、公務員試験は最終合格もらっても喜べないケースがあるのです。
公務員試験における内定のタイミングについては下記の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。